朝日ネットの顧客に対応する「CSセンター長崎」開所式 JR長崎駅ビルに移転

刷新したワークエリア=長崎市、朝日ネットCSセンター長崎

 インターネットプロバイダー(接続業者)朝日ネット(東京)の顧客対応をする「CSセンター長崎」の開所式が27日、長崎市尾上町のJR長崎駅ビル内であった。規模拡大のためにオフィスを刷新し、同市万才町から移転した。
 CSセンター長崎は2008年、朝日ネットの顧客サービス部門の第一線となるコールセンターとして開設。現在は40人を雇用しており、今後は2倍の80人に増員する計画。朝日ネットの土方次郎社長は開所式で「CSセンターの充実を重要課題の一つと捉えている。長崎の新しい玄関口となるすばらしいロケーションに拠点を構えられることに、運命的な巡り合わせを感じる」とあいさつした。
 オフィス構築支援会社「ソーシャルインテリア」(東京)がセンター開設までの企画管理、不動産企画デザイン会社「バ・アンド・コー」(同)がデザイン設計を担当。従業員から働きたい職場環境を聞き取り、「つながり」のあるオフィスをコンセプトに、窓やガラス扉を多用した。リフレッシュエリアを中心に据え、風通しをよくした。ワークエリアは効率的かつ運用しやすくし、掲示板や情報共有モニターが見やすいように配置。静かな休憩エリアも設けた。壁の一部には波佐見焼の陶磁器片を活用して長崎らしさを出した。

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