2023年F1第23戦アブダビGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは12位、ピエール・ガスリーは13位でレースを終えた。
■エステバン・オコン（BWTアルピーヌF1チーム）
決勝＝12位（58周／58周）
これで2023年シーズンは終わりだけど、僕らのベストレースで一年を締めくくることはできなかった。今日は単純にペースが遅かったようで、残念ながらポイント圏外の12位でフィニッシュを迎えた。僕は1ストップの戦略を選んだが、それでもトップ10には手が届かなかったんだ。
このレースを終えて、見直すべき点が数多くあるし、一貫性に欠けて浮き沈みの激しかったシーズンを振り返って、しっかり分析すべきことも多い。シーズン初めに自分たちで設定した目標に到達できなかったので、これからいろいろと話し合い、気を取り直して、改善を要する主なエリアに重点的に取り組みたい。来年はチーム一丸となって進歩し、もっといいポジションにつけることを目指して、これまで以上に強く、さらにハングリーになって戻って来られると確信している。
火曜日にはテストがあり、それを終えて少し休暇を取ってから、2024年に焦点を合わせていくことになる。チームのみんな、そしてどんな時にも変わらずに応援を続けてくれたファンのみんなに感謝したい。バーレーンで赤ランプが消える瞬間が、もう今から待ちきれないよ。
■ピエール・ガスリー（BWTアルピーヌF1チーム）
決勝＝13位（58周／58周）
僕らが望んでいたかたちでシーズンを終えることはできず、残念ながら、今日のレースはポイント圏外でフィニッシュした。悔しさがつのる午後だった。せっかくいいスタートを切ったのに、まずチェコ（ペレス）にヒットされ、それからルイス（・ハミルトン）との接触もあってリヤエンドにかなり大きなダメージを負い、そのままレースの大半を走ることになったんだ。レース後にチェックしたところ、かなり広い範囲にわたって壊れていたよ。それ以降は厳しいレースになった。ポイント獲得は可能だったのに、あらゆることを最適化できなかったように思うので、見直すべき点、学ぶべきことがいろいろとある。
シーズン全体に関して言えば、まずアルピーヌ・ファミリーに加わって、本当に良い一年を過ごせた。コース上では悲喜こもごもといったシーズンだったが、バーレーンの開幕戦でのポジションを考えると、今ではずっといい位置にいる。これは本当にポジティブなことであり、勇気づけられる。エンストン、ビリー、そしてサーキットで、それぞれ素晴らしい仕事をしたみんなに感謝したい。来年の僕らは、もっとずっと強くなれると確信している。
