映画『隣人X-疑惑の彼女¬-』(上野樹里・林遣都が出演)は 二度三度見たくなる作品

TOKAI RADIO『bre:eze』(ブリーズ 月~金15:00~17:00 DJイレーネ)11月21日(木)の放送に、12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』の熊澤尚人監督、主演の上野樹里と林遣都がゲスト出演した。

映画『隣人X -疑惑の彼女-』は、パリュスあや子の同名小説が原作。「故郷の惑星を追われた難民Xの受け入れを発表した日本。人間の姿をコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのかは誰も知らず、Xを見つけ出そうと躍起になっていた。

そんな中、スクープを狙う週刊誌記者(林遣都)は正体を隠して、X疑惑のある女性(上野樹里)に近づく。ふたりは少しずつ距離を縮め、やがてふたりの間に恋心が芽生えるが、彼女がXかもしれないという疑いをぬぐえずにいた・・・」

熊澤監督は「無意識にフィルター越しに人を見てしまったり、見られていたりということがテーマで、Xは誰だろうとなると、知らない間に偏見みたいなものを持ってしまう。無意識の偏見を、この映画で、自分たちだったらどうするかなと考えてもらいたいというのが、いちばんやりたかったこと」と話した。

スクープを狙う週刊誌記者役の林は「やりながら、やり終えた後、映像を見て思ったが、俳優をやっていると、例えば、人を殴ったりする役もある。言ってしまえば、芝居では殴ってないので、そんなに引きずることはないはずだが、今回は、人を傷つけて、生活を壊したり、自分も苦しんでしまう役どころだった。物理的じゃないところで、そういうことをしてしまう役のほうが、精神的ダメージが来るんだなと気づいて、しんどい役だった」と答えた。

上野樹里は「もし、彼女がXだったとしたら、これは意図的にいろんなことが起こっているのかというような見え方にもおもしろさがあったり、Xだと思って、実は普通の人なんじゃない?というふうに見ていっても成立するような、その匙加減をすごく慎重に(心がけた)。見る人によっていろんなふうに見えてくるおもしろさ、一度見て、Xが誰かわかって結末を知って、そこで終わりではない。伝えたいメッセージはそこではない。二度三度と見てほしい作品」と答えた。

人間の姿をした“惑星難民X”とは何者なのか? 疑われる女と真実を探る記者を巡る 異色のミステリーロマンス! 12月1日公開の映画『隣人X -疑惑の彼女-』上野樹里、林遣都、ほか出演は、野村周平、川瀬陽太、嶋田久作、原日出子、バカリズム、酒向芳 など。主題歌は、chilldspotの『キラーワード』

bre:eze

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 15時00分~17時00分

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