「介護保険料の還付金が2万6千円ありますよ」とうその電話 新潟三条市の60代女性、49万円だまし取られる

 介護保険料の還付金名目で現金約49万8千円をだまし取られたとして、新潟県三条市の60代女性が11月27日、新潟県警三条署に被害を届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 三条署によると、11月27日午前10時ごろ、女性の自宅に市職員を名乗る男から「介護保険料の還付金が2万6千円ある」との電話があり、女性は口座のある金融機関名と自分の携帯電話番号を伝えた。その後、女性は三条市内の金融機関へ行き、携帯電話で指示を受けながらATMを操作したところ、約49万8千円を振り込んでしまい、だまし取られた。

 不審に思った金融機関職員からの声かけで詐欺被害に気付いた。

© 株式会社新潟日報社