女性転倒して骨折…救急車が搬送中、サイドミラーが車と接触 2台とも損傷ない状態…別の救急隊が搬送へ 女性の病院到着が遅れることに

救急車が事故、搬送が15分遅延=川口市

 埼玉県の川口市消防局は27日、救急車が傷病者を搬送する際に別の車と接触し、15分の搬送遅延が発生する事故があったと発表した。

 南消防署管理課によると27日午前10時40分ごろ、同市末広の市道で、同署南平分署の救急車が停車していた車を追い抜こうとした際、救急車の左側ミラーと停車していた車の右側ミラーとが接触する事故を起こした。けが人はなく、接触した2台に損傷はなかった。救急車は同市安行原の介護施設で転倒し、骨折した女性(75)を市内病院へ搬送中だった。事故後、別の救急隊が出場して対応し、搬送に遅延が発生。同課によると事故による症状や痛みの悪化はなかったという。

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