ドラマ「光る君」を祝した紫式部カクテル、滋賀のホテルで登場

100人の歌人の歌を選び集めた「小倉百人一首」をテーマにしたカクテルやランチが、かるたの聖地・大津市の「琵琶湖ホテル」(滋賀県大津市)で12月1日よりスタートする。

百人一首イメージのカクテル

2017年より親しまれる「百人一首カクテルシリーズ」。過去には清少納言や小野小町などをイメージしたドリンクも開発され、SNSでは「色合いも綺麗でおいしそう、風流だなぁ」「素敵すぎやしないか」「やさしい時間を過ごせそう」と反響を呼んでいた。

今回は2024年の大河ドラマ『光る君へ』の放送を祝し、同ホテル内のバー「ベルラーゴ」では源氏物語の作者・紫式部をイメージし、再創作したカクテル(2000円)が期間限定で販売。スミレと巨峰のリキュールに黄色い月の飾りを添えて、想い人を夜半の月に例えた切ない歌を表現したという。

そのほか才気あふれる女性歌人・祐子内親王家紀伊のカクテル(1800円)も。70歳のときに歌会で詠んだとされる浮気者を「高師の浜の波」と重ねたユーモアを感じる歌を、緑のグラデーションが美しいライチと柑橘のさっぱりとした飲み口で堪能できる。

また、「日本料理 おおみ」では富士山の雄大な姿を称えた歌を「鯛のお造り」や滋賀県名物「赤蒟蒻煮」などの紅白カラーで、おめでたい雰囲気を演出した新作として、「百人一首ランチ」(3900円)が登場する。

期間は2023年12月1日〜2024年2月29日。「琵琶湖ホテル」の2階「バー ベルラーゴ」、「日本料理 おおみ」にて。

琵琶湖ホテル

期間:2023年12月1日~2024年2月29日
住所:滋賀県大津市浜町2-40

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