J1昇格の磐田、18歳FW後藤啓介がベルギー入りでアンデルレヒト移籍接近と現地報道

アンデルレヒト移籍が伝えられている磐田FW後藤啓介[写真:©︎J.LEAGUE]

J1復帰が決まったジュビロ磐田のFW後藤啓介(18)のアンデルレヒト移籍が迫っているという。

今シーズンは選手契約の問題により、新規の選手登録禁止処分が下るという苦しい事情の中、明治安田生命J2リーグを戦い最終節で逆転でのJ1自動昇格を掴んだ磐田。そのチームにおいて大きく飛躍したのがユース出身の後藤で、今季正式にトップチームに昇格すると、J2で33試合に出場し、途中出場がメインだったが7得点を記録した。

18歳という年齢に加え、191cmの長身ながらスピードもあるという大型ストライカー。予てからヨーロッパ行きの噂が浮上していたが、アンデルレヒト移籍が大詰めだという。

ベルギー『Nieuws Blad』によれば、後藤はすでにベルギー入りしており、ブリュッセルでトレーニングをしているとのこと。もう間も無く公式発表されると伝えている。

後藤はU-21チームであるRSCAフューチャーズでプレーすることになるとされ、活躍次第では昇格することもあるとされている。

RSCAフューチャーズはチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)に所属しており、日本代表GK谷晃生が所属するデンデルや、クラブ・ブルージュのMF本間至恩が主にプレーするClub NXT、神村学園高等部のU-17日本代表MF吉永夢輝が2月から加入するヘンクのセカンドチームであるヨン・ヘンクなどが所属している。

なお、後藤は磐田と2027年まで契約を結んでいたとのことで、移籍金が支払われることに。『transfermarkt』によれば25万ユーロ(約4000万円)の市場価値があるとされている。

日本の将来を担うことを期待されている後藤。J1ではなく、ベルギーを新天地に選ぶのか注目だ。

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