『だるまさん』シリーズで知られる絵本作家で、千葉県内の養護学校の教員だった かがくいひろしさんを紹介する特別展示が、かがくいさんがかつて教えていた県立船橋特別支援学校で開かれています。
県内の養護学校の教員だったかがくいさんは、2005年、50歳で絵本作家デビューし、2009年に亡くなるまで16冊の絵本を描きました。
とくに『だるまさん』シリーズは累計900万部のヒット作品です。
11月28日から3日間、特別展示を行う県立船橋特別支援学校は、かがくいさんが2007年までの10年間、教えた学校です。
展示スペースには、かがくいさんの作品をはじめ教員時代の写真や映像などが紹介されていて、児童たちは絵本を読みながら笑顔をみせていました。
かがくいさんの作品について、一緒に働いていた土田崇一郎校長は、「子どもたちとの関わりで身につけた、子どもたちに心地よいリズムが表れている」と話します。
特別展示は、児童や保護者、近隣の人たちなどを対象に11月30日まで予約制で開かれています。