大規模災害、起きたらどうする 婦人会が自主防災組織の結成へ講習会 宜野座松田区

 沖縄県の宜野座村松田区婦人会(大濱順子会長)は4日、自主防災組織の結成に向けた「防災講習会」を同区公民館で開いた。会員20人が災害を想定した備えの必要性を学び、防災倉庫の備蓄品を確認したほか、消火器取り扱い訓練に挑戦した。

 講師を務めた村の防災担当、我謝隆さんは「大規模災害時、行政だけでは救助活動に限界がある。地域で自主防災組織をつくり、お互いに協力して被害を少しでも減らしてほしい」と呼びかけた。

 婦人会の奥原恵美さんは「参加してよかった。多くの区民がこうした講習会に参加して防災意識を高めてほしい」と話した。(仲地暁通信員)

© 株式会社沖縄タイムス社