被害額8600万円超…70代の男性がだまし取られる FX取引持ち掛けられ【長野・茅野市】

茅野市に住む70代の男性が、FX取引で8600万円あまりの詐欺被害にあいました。1件の被害としては過去10年で2番目の額です。
警察によりますと9月上旬、茅野市の70代の男性が、スマートフォンで投資関連の広告にアクセスしました。すると、通貨のやり取りであるFX取り引きをすすめられ、「元本が大きいほどもうけることができる」などとメッセージがきたということです。
男性は今月下旬までにインターネットバンキングで指定された口座に複数回にわたり、合わせて8631万あまりを振り込みました。
しかし、利益の払い出しができず、被害に気付いたということです。電話でお金詐欺の1件の被害額としては、県内では過去10年で2番目に大きな額です。
県内の今年の被害は去年を上回る187件、7億5780万円に上っています。

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