【パリ共同】国際オリンピック委員会（IOC）は29日から12月1日までパリで理事会を開く。29日には各候補地の計画を評価する「将来開催地委員会」の提案を受け、2030年と34年の冬季五輪開催地の同時決定へ向けて候補地を絞り込む見込み。東京五輪を巡る汚職・談合事件の影響もあり、30年招致を断念した札幌市は34年の開催も絶望的となっている。
30年大会はストックホルム中心の開催を目指すスウェーデンやフランス、スイスが候補。34年大会は02年に実施した経験がある米ソルトレークシティーが有力視される。両大会の開催地は来夏の総会（パリ）で正式決定する。
