関西経済同友会代表幹事に永井氏 「万博通じ、関西を発信」

関西経済同友会の次期代表幹事に就任することが決まり、記者会見する永井靖二氏=28日午後、大阪市

 関西経済同友会は28日、2024年5月に就任する次期代表幹事にゼネコン大手の大林組専務執行役員永井靖二氏(65)を充てる人事を正式発表した。永井氏は大阪市で記者会見し「2025年大阪・関西万博という一大イベントを通じ、世界に誇れる関西の歴史や文化、技術などを積極的に海外へ発信する」と意欲を述べた。

 大林組は万博の建設工事に関わっている。成功に向け、財界を挙げて整備を支援する。

 現在、代表幹事を務める三井住友銀行副会長の角元敬治氏(61)の後任となり、5月に開催予定の通常総会後の理事会で決定する。2年目のパナソニックホールディングス副社長の宮部義幸氏(65)とコンビを組む。

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