JR四国 10月の鉄道収入が初めてコロナ禍前を上回る 火災のJR善通寺駅は修復が2024年3月までかかる見通し

JR四国の2023年10月の鉄道収入が、新型コロナの影響を受ける前の2019年10月を上回りました。

JR四国のきっぷと定期券の販売を合わせた10月の収入は33億6400万円で、2022年10月より24.7%、2019年10月より11.3%増えました。新型コロナの感染拡大以降、1カ月の鉄道収入が2019年の同じ月を上回るのは初めてです。

ただし、2019年10月は消費税率が10%に引き上げられた月で、定期券の売り上げが一時的に少なかったことが要因の一つだとしています。

(JR四国/西牧世博 社長)
「四国内の動きが本州の動きとほぼ同じくらいになった本当にありがたい。ただ、コロナの影響が無くなったわけではない」

JR善通寺駅 17日午後4時50分ごろ

また、11月17日に落雷が原因で火事があったJR善通寺駅について、JR四国の西牧社長は電気系統などの機能の修復が年内いっぱい、駅全体の修復が2024年3月までかかる見通しを明らかにしました。

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