地域クラブの全中参加、条件緩和 体操や陸上で、学校別々も容認

 地域のスポーツクラブが全国中学校体育大会(全中)に参加する際の条件が、来年度は一部競技で緩和されることが28日分かった。体操と新体操の団体や、陸上のリレーはメンバー全員が同じ学校に在籍していなければならないとの規定があったが、所属クラブが部活動の「地域移行」の受け皿となっているケースなどでは別々の学校同士でも出場が認められる。

 陸上は、都道府県中体連が認めていることなどの要件を満たせば、在籍する学校の都道府県とは異なる自治体の地域クラブから出場する「県またぎ」も容認する。日本中学校体育連盟が20日付で新たな細則を都道府県中体連に通知した。

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