リーガロイヤルホテル広島は来年4月に開業30周年を迎えます。VIPの気分が味わえる宿泊プランや驚きの食事券などが発表されました。
28日に発表されたのは開業30周年を記念した様々な特別プラン。6つのレストランで県内産の食材にこだわったグルメフェアが展開されるほか、注目なのが・・・
金尾真弓記者「今回の目玉はこちらのロイヤルスイートルーム。豪華なシャンデリア!各国のVIPが泊まるとあってとても重厚感のあるお部屋です」
去年までは皇室や国賓などVIPしか宿泊できず、何階のどこにあるのかすら公表されていないこちらのお部屋。30周年を記念した宿泊プランでは、夫婦で特別な時間を過ごしてほしいとメイクレッスンや最上階でのディナーなどいろいろな特典がついて1泊2食、2人で25万円です。
またシュラスコが楽しめるビュッフェでは、平日限定で3カ月間通い放題のパスポートをランチとディナーそれぞれ30枚限定で発売。毎日利用すればランチ1回が500円を切るお得さです。
30周年の盛り上げに力を入れているリーガロイヤルホテルは実は3代目なんです。
初代「新広島ホテル」がオープンしたのは1955年でした。
リーガロイヤルホテル広島 和田守弘副総支配人「国内外のVIPが広島に来た時におもてなしができる迎賓館がなかったため、財界がそういう施設を求めた」
迎賓館の役割を期待され、現在の国際会議場の場所にあったそうです。
7年後には2代目となる「広島グランドホテル」として上八丁堀に移転。そして1994年現在の場所で「リーガロイヤルホテル」としてオープンします。
2代目の「広島グランドホテル」時代から働く副総支配人の和田さんはオープン当時の様子を鮮明に覚えているといいます。
リーガロイヤルホテル広島 和田守弘副総支配人「当時中四国で一番高い建物だったので33階のレストランを利用する客が1階のロビーで長蛇の列を作っていた」
翌年には「戦後50年」にあたり広島を訪問された上皇ご夫妻がご宿泊。
そしてカープの入団会見や移籍会見など広島の節目となる場面で利用されてきました。
5月のG7広島サミットでは重要な日米首脳会談の場所として選ばれ、バイデン大統領も訪れています。
広島の歴史の舞台となってきたリーガロイヤルホテル広島。30周年プランは来年1月4日から始まります。