“大麻グミ”食べた店長が語る危険性 広島

いわゆる大麻グミをめぐる動きです。国の検査が入った県内の店舗の店長が実際にグミを食べたと明らかにし、危険性について語りました。

矢田息吹記者「午前10時半です。麻薬取締官らがきょうも中区の店舗に入っていきます」

27日に県内4店舗で行われた国の立ち入り検査。28日は別の広島市内3店舗で行われました。

この店からはパッケージに「HHCH」と書かれたハーブやタバコのようなものなど4点が見つかり、麻薬取締部が持ち帰り指定薬物の有無を調べるということです。

別の店舗では関連商品は見つかりませんでしたが、店長が「大麻グミ」を食べたことがあるとホームテレビの取材に答えました。

30代店長「僕は効果がなくて(一緒に食べた)知り合いは結構がっつり(効いていて)『すごい眠い。いい感じだ。きょうはゆっくり寝れそうだ』と」

全国では病院への搬送が相次ぎ、国は22日に「HHCH」を「指定薬物」に追加しました。

記者「ご自身で「HHCH」入りのグミを食べて危険性は感じましたか」

店長「僕は感じなかったです。使い方もあるんじゃないかなと。やりすぎたらぐったりしちゃうというのもあると思う。あまり安易に手を出しすぎるとオーバードーズに近い感じになってしまうのかもしれないですし、そういった風になるとよくないのかもしれない」

来月2日からは所持や使用、流通が禁止され、違反すると3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

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