「ルフィ」強盗事件 弁護士事務所を家宅捜索

ルフィと名乗り一連の強盗事件を指示したとされる男と広島に新たな接点です。男と面会し証拠隠滅を図ったとして警察が東広島市の弁護士の事務所などを家宅捜索しました。

11月28日「午前11時前」。

■赤羽 俊哉 記者

「警視庁・広島県警・山口県警の捜査員10人が来ました。法律事務所に捜査員が入っていきます」

その1時間後。

■小池 悠太 記者

「一連の事件の関係先として弁護士の自宅に捜査員が入っています」

相次いで関係先の家宅捜索を受けた、弁護士の加島康介被告。「持続化給付金」などをだまし取ったとして2023年6月、広島地裁から懲役3年6か月の判決を受けています。捜査関係者によると加島被告は判決を受ける前の2023年2月、一連の特殊詐欺事件で逮捕され、接見禁止中の今村磨人容疑者と面会。フィリピンの関係者とビデオ通話させ事件に関して証言しないよう約束させるなど、証拠隠滅を図った疑いがあるということです。加島被告は、今村容疑者の弁護を担当しておらず、「担当弁護士になろうとする者」として面会したとみられており、警察は押収物を調べるなどし慎重に捜査する方針です。

【2023年11月28日 放送】

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