宇都宮市今里町の羽黒山(458メートル)で紅葉が見頃を迎えている。山頂の羽黒山神社では古木のモミジが真っ赤に色づき、訪れる人を魅了している。
同神社の阿部康夫(あべやすお)宮司(66)によると、境内のモミジは樹齢約300年、高さ約8メートル。枝は幅約15メートルにわたって扇の形のように伸びており、28日は参拝者やハイカーが頭上の色づいた葉に見入っていた。
阿部宮司は「境内のモミジは12月中旬まで楽しめます」と話している。
同山の南、西側斜面ではコナラやヤマモミジなどが色づいており、麓にあるスギの緑とのコントラストを織りなしている。山頂付近からは周囲の里山の紅葉を楽しむこともできる。