取り壊し前の旧庁舎でサバイバルゲーム…賛否両論も染谷市長「実施してよかった」 参加者は「市に感謝」 静岡・島田市

実施を巡って賛否があった静岡県島田市の旧庁舎でのサバイバルゲーム。染谷絹代市長は「柔軟にチャレンジできることが、街の活力につながる」と改めて実施してよかったと話しました。

静岡・島田市 染谷絹代市長:「いろんなお考えの方がいらっしゃるというのは、私も改めて再認識しましたけど、今後のことを考えれば、しっかりとした方針を持って、信念を持って認めたことでありますから、それは当然実施していただいて良かったと思っている」

27日から解体が始まった島田市の旧庁舎。26日にはサバイバルゲームが行われ、県内外からおよそ100人が参加しました。

競技前の参加者:「めっちゃめちゃ楽しみです。めったにやれないフィールドなので」

競技前の参加者:「島田市さんにも、感謝しています」

午前は要人を救出するゲーム、そして午後は、立ててあるフラッグを取り合うゲームが行われ、参加者たちは普段利用できない場所でのゲームを楽しんでいました。

主催した会社スペシャルフォース 美濃部哲平社長:「サバイバルゲームがスポーツということで、イメージしていただきたく活動してます」

島田市は民間提案制度で旧庁舎の貸し出しを決めましたが、ウクライナやガザ地区で戦闘が続くなか、市議会議員などから中止要請が出され、染谷市長が参加を取りやめるなど賛否が分かれていました。

静岡・島田市 染谷絹代市長:「柔軟にチャレンジできるということが、やはり街の活力につながるということも私は思っているんですね、いろんなことにチャレンジできる風土から、街の活力や若い人たちにとって魅力的な街というのも生まれていくのではないかと」

(11月27日放送)

© 静岡朝日テレビ