開幕500日前、伊丹空港で空飛ぶ「ミャクミャク」の初便就航

『2025年大阪・関西万博』公式キャラクター・ミャクミャクをデザインした特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」が11月28日、「大阪国際空港(伊丹空港)」(大阪府豊中市)に登場。同日より運航が開始された。

特別塗装機「JAL ミャクミャクJET(エンブラエル190型機)」(11月28日・伊丹空港)

同機は、大阪・夢洲でおこなわれる万博の開幕500日前を記念し、その第1弾としてデザインされたもの。お披露目会に登壇した「日本航空」の宮坂久美子西日本支社長は、「日本航空のネットワークで日本の地域と万博をつなぎ、海外から来た方々を日本各地へお連れする役割を果たしていきたい。という願いを込めて、ミャクミャクJETをでデザインしました」と挨拶。

「JAL ミャクミャクJET」お披露目会に登壇した大阪府の吉村洋文知事(11月28日・伊丹空港)

また、この日はミャクミャクと大阪府の吉村洋文知事も来場。「今日を楽しみにしていました。日本全国の大空にミャクミャクが飛んで、ぜひとも万博を知ってもらい、関西万博へお越しいただきたい。ミャクミャクJETを見て、『もうすぐ万博が始まるんだ、行ってみたいな』と思っていただけたらうれしいです」と期待を込めた。また、イベントの最後には、豊中市の螢池小学校の児童や日本航空の社員、合計140人で「500」の人文字で門出を祝った。

昼2時30分の「ミャクミャクJET」初便(大阪発〜出雲着)に搭乗した人は、「初めて見たときは驚きましたが、かわいらしいデザインだと思います。ぜひとも関西万博に行きたいです」「いよいよ関西万博が近づいてきたなと、実感がわきました」と語り、搭乗ゲート付近ではユニークなデザインの機体を写真に収めようとする人でにぎわった。

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