元イングランド代表DFジャギエルカが41歳で現役引退…エバートンやシェフィールド・Uで活躍

23年の現役生活に別れ告げたジャギエルカ[写真:Getty Images]

エバートンやシェフィールド・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFフィル・ジャギエルカ(41)が現役引退を発表した。

昨シーズン限りでチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティを退団し、以降フリーの状況が続いていた41歳DFは、イギリス『スカイ・スポーツ』でスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。

「自分のキャリアについて、あまり不満はないと思うよ」

「タイミングを見ればわかるように、誰かが私に契約の機会を与えてくれないかどうかを確認するために、もう少し自分自身をそこに置こうとしていたけど、彼らはそうしなかったし、僕はそれを理解している」

「40歳でもプレーできたことをとても誇りに思うよ」

「15歳か16歳のころ、実力が足りないと言われた自分を座らせて、40歳で得点を決め、40歳でプレーし、今のようなキャリアを歩んできたと早送りで振り返れば、あまり不満はないと思うよ」

ジャギエルカはシェフィールド・ユナイテッドでプロキャリアをスタートし、2006年にはプレミアリーグ昇格に貢献。その後、2007年にエバートンへ完全移籍で加入し、12年間に渡ってプレー。2013年からクラブのキャプテンも務めた。

2019年夏にエバートンとの契約が満了した後、プレミアリーグへ昇格した古巣ブレイズに復帰。古巣での2年間のプレー後はウェイン・ルーニー監督率いるダービー・カウンティと短期契約し、その後はストークで1年半プレー。23年間のクラブキャリア通算では750試合以上に出場している。

また、2008年にデビューを飾ったイングランド代表では通算40試合に出場。ユーロ2012と2014年のブラジル・ワールドカップという大舞台も経験した。

© 株式会社シーソーゲーム