チャンピオンズリーグ(CL)グループH第5節のシャフタール・ドネツクvsアントワープが28日に行われ、1-0でシャフタールが勝利した。
グループステージ逆転突破へ負けられない3位シャフタール(勝ち点6)が、4連敗でグループステージ敗退の決まっている4位アントワープ(勝ち点0)をホームに迎えた一戦。
立ち上がりから一進一退の展開が続いたが、シャフタールはセットプレーからネットを揺らす。12分、敵陣左サイドで獲得したFKからズブコフがクロスを供給すると、ニアのマトヴィエンコがダイビングヘッドでゴールに流し込んだ。
先制したシャフタールは、40分にもボックス右深くまで侵入したクリスキフの折り返しからネヴェルトンがシュート。さらにGKブテツがブロックして浮いたボールをスダコフがヘディングで狙ったが、これはわずかに枠の上に外れた。
迎えた後半、シャフタールは55分にアザロヴィがクロスバー直撃のミドルシュートを見舞うと、62分にも敵陣でのこぼれ球をペナルティアーク手前のステパネンコが左足で直接狙うと、相手GKの弾いたボールが再びクロスバーを叩いた。
その後も選手を入れ替えながら、ゴールを目指した両チームだったが、最後までゴールネットを揺らすことはできず。マトヴィエンコのゴールで逃げ切ったシャフタールが、グループステージ逆転突破へ最終節に望みを繋いだ。