アルピーヌ・ジャポンのサポートを受け、『アルピーヌA110 S』で全日本ジムカーナ選手権に参戦している山野哲也が、2023年シーズンの同選手権PE1クラスでチャンピオンを獲得した。
これにより全日本ジムカーナにおける山野のシリーズチャンピオン獲得数は通算23回に。アルピーヌA110を駆ってのチャンピオン獲得は昨季2022年に続き2年連続となっている。
今年3月に鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久シリーズ開幕戦で大クラッシュに見舞われ負傷したことで、全日本ジムカーナ第1戦の欠場を余儀なくされた山野。約1カ月後の開催となった全日本ジムカーナ第2戦で戦列に復帰を果たした山野は同ラウンドでさっそく優勝を飾り、その後もスーパー耐久シリーズと全日本ジムカーナに精力的に参戦してきた。
最終的に山野は全日本ジムカーナでは欠場を余儀なくされた開幕戦を含む全8戦中、6戦で優勝する圧勝ぶりを見せ見事、2023年シーズンのPE1クラスチャンピオンに輝くこととなった。タイトル獲得に際して山野は次のようにコメントし、感謝の言葉を述べた。
「JAF全日本ジムカーナ選手権2023年シーズンPE1クラスにおいてチャンピオンを獲得することができました。これで全日本ジムカーナ選手権単線の優勝回数は135になりました」
「1992年に始まった同選手権で、23回目のタイトル獲得です。長きにわたり応援していただき感謝しています。これからも応援よろしくお願いします」
なお、アルピーヌ・ジャポンは“チャンピオン”へのサポート継続を発表しており、山野は来る2024年シーズンは『アルピーヌA110 R』に乗り換え、同選手権における通算24度目のシリーズチャンピオン獲得に挑むことが決定している。
