ドルトムントが死の組突破、ミランはジルーPK失敗響き痛恨敗戦【CL】

[写真:Getty Images]

チャンピオンズリーグ(CL)グループF第5節、ミランvsドルトムントが28日に行われ、1-3でドルトムントが勝利した。

前節パリ・サンジェルマン戦を起死回生の初勝利で踏み止まった3位ミラン(勝ち点5)は、直近のフィオレンティーナ戦を出場停止で欠場したジルーが、プリシック、チュクウェゼと3トップを形成した。

一方、ニューカッスルに連勝として勝利すれば突破となる首位ドルトムント(勝ち点7)は、直近のボルシアMG戦でゴールを挙げたフュルクルクを最前線に、バイノー=ギテンス、マレンがロイスと2列目を形成した。

ミランが押し込む入りとなった中5分、PKを獲得する。チュクウェゼのシュートがボックス内のシュロッターベックのハンドを誘った。しかしキッカーのジルーのシュートはGKコベルに止められ、先制とはならない。

すると9分、ドルトムントがPKを獲得する。ボックス左で仕掛けたバイノー=ギテンスの突破をカラブリアにファウルで止められた。これをロイスが決め、ドルトムントが先制した。

さらに19分、勢い付くバイノー=ギテンスがボックス左ポケットの位置からカットインシュートで牽制し、ドルトムントが流れを引き寄せていく。

序盤の良い流れを失っていたミランだったが、37分にチュクウェゼの個人技で追いつく。ボックス右深くで仕掛けたチュクウェゼがカットインからシュートを決めきった。

1-1で迎えた後半、ミランが押し込む入りとなったが、開始6分にアクシデント。チャウがハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、クルニッチをセンターバックに投入した。

対するドルトムントも55分、シュロッターベックが負傷してプレー続行不可能となり、エズジャンを中盤に投入、ジャンがセンターバックに入った。

互いにセンターバックに故障者を出した中、ドルトムントが59分に勝ち越す。中央でのダイレクトプレーでフュルクルク、ザビッツァーと繋ぎ、最後はバイノー=ギテンスが蹴り込んだ。

さらに69分、ドルトムントに決定的な3点目。ペナルティアーク中央からアディエミの放ったミドルシュートがGKメニャンの手を弾いてゴールラインを割った。

2点を追う展開となったミランはヨビッチを投入すると、85分にそのヨビッチのヘディングシュートがポストに直撃。

ひやりとしたドルトムントは88分、フュルクルクがバー直撃のシュートを放って牽制した中、3-1のまま勝利。最終節PSG戦を前に死の組を突破している。

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