22歳と37歳、バイクで深夜暴走…道交法違反容疑で男2人逮捕 飯能の国道299号「一緒に走るのが楽しかった」

埼玉県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県飯能市の国道299号でバイク2台で暴走運転をしたとして、県警交通捜査課と交通機動隊、飯能署の合同捜査班は28日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、飯能市小岩井、会社員の男(22)と坂戸市石井、自動車修理業の男(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月19日午前0時12分ごろから14分ごろまでの間、バイクを運転し高速度で区間走行の時間の短さを競う暴走行為をした疑い。

 共に容疑を認めており、会社員の男は「走るのが好きだった」、自動車修理業の男は「スピードを出して一緒に走るのが楽しかった」などと供述しているという。

 交通捜査課によると、2人は40キロの最高速度を大きく超える112~113キロで約12キロの周回路を走行しており、防犯カメラなどから犯行を特定した。

 飯能市から秩父市に延びる国道299号では、同様にバイクなどで高速度で走る「ローリング族」による暴走が問題となっており、同課などはこれまでにも男女4人を逮捕していた。

 県警はほかにも複数人が同様の行為をしている可能性があるとみて、捜査を継続している。

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