川崎フロンターレは29日、鬼木達監督(49)との契約合意を発表した。
現役時代は鹿島アントラーズ、川崎Fでプレーした鬼木監督。引退後は川崎Fの育成・普及部コーチ 兼 U-12コーチとして指導者のキャリアをスタートさせる。
その後、U-18コーチ、トップチームのコーチを務め、2017年から監督に就任した。
就任1年目の2017年は悲願のJ1初優勝を果たし、“シルバーコレクター”という不名誉な状況から脱却。すると2018年に連覇を達成。2019年はJ1で4位もYBCルヴァンカップで初優勝。2020年はJ1と天皇杯、2021年は2度目のリーグ連覇を達成していた。
今シーズンは開幕からチームは苦しみ、最終節を残してリーグ戦は9位に位置。それでも、天皇杯では決勝に駒を進めてタイトルの可能性を残している状況。また、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では、最終節を残してグループの首位通過が決定。シーズン終盤に調子を上げ、公式戦9戦無敗中となっている。