警察署の女子トイレでトイレットペーパー焼く 「トイレに行きたい」と保護中の10代少女が使用中=静岡県警

11月29日未明、静岡県警浜松中央警察署の女子トイレでトイレットペーパーを焼く火事がありました。警察は、現場にいた10代の少女が何かしらの事情を知っているとみて捜査を進める方針です。

29日午前3時50分頃、浜松中央警察署の1階の女子トイレの個室内から火が出ました。火は、署員により1分後に消し止められました。個室内でトイレットペーパーなどが燃えていたということです。

警察によりますと、29日午前0時すぎ、JR浜松駅で行方不明届が出されていた少女を発見、保護し、署で話を聞いていました。少女が「トイレに行きたい」と言ったため、署内1階の女子トイレに行かせましたが、しばらく戻ってこなかったため様子を見に行ったところ、火が出ていたということです。

少女は、手や顔にやけどをして病院に運ばれましたが、意識もあり命に別状はないということです。

警察は、火が出た経緯などについて少女が何かしらの事情を知っているとみて捜査を進める方針です。

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