「何年ぶりだろう」最終節残してGS突破のアトレティコ、シメオネ監督は安堵と共に満足感「やりたかった試合ができた」

GS突破を喜ぶシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、フェイエノールト戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループE 第5節でアトレティコはアウェイでフェイエノールトと対戦した。

勝ち点8のアトレティコと勝ち点6のフェイエノールトの一戦。アトレティコは勝利すれば2位以内が確定する試合だけに、アウェイでも勝利が必要だった。

フェイエノールトの日本代表FW上田綺世はベンチスタートとなった試合。アトレティコは前半にオウンゴールで先制する。

負ければ3位が確定するフェイエノールトはハーフタイムに上田を投入。しかし、アトレティコは、57分にマリオ・エルモソのゴールで追加点を奪うと、フェイエノールトが1点を返すも、オウンゴールで追加点を奪い、1-3で勝利した。

これにより最終節を残してグループステージ突破を決めたアトレティコ。シメオネ監督はスペイン『Movistar』のインタビューで選手たちを称え、良いパフォーマンスを見せたと語った。

「選手たちのことをとても嬉しく思う。今日、我々は相手がどれほど難しいか、彼らがヨーロッパでプレーするときに、彼らのホームがどれほどの重要性を持っているか、そして、彼らがリーグでどれほど良い成績を収めるかを知っていた」

「ただ、我々はそれに上手く対処した。やりたかった試合をすることができた。個々のパフォーマンスもとても良かったし、全体としてはクラブにとって重要な試合を戦えたと思う」

また、この試合で良い働きを見せたロドリゴ・リケルメについても言及。起用した狙いを明かした。

「彼は並外れた試合を見せた。今日は彼がプレーしなければいけないと思っていた」

「(サムエウ・)リーノはマジョルカ戦で非常に良い試合をしたけど、この試合は彼(リケルメ)の特性の方がチームにとってより良いものになる可能性があると分かっていた。我々は正しく対応でき、彼は素晴らしい試合をした」

これでグループステージ突破。残り1節は余裕を持って戦えることになる中、潮目尾根監督は1位での通過を目指しつつも、しっかりと休むことも重要だとした。

「できるだけ高い順位で終えることが常に重要だ。こんなに安心感を持って最後を迎えられるのは何年ぶりだろうか」

「1位で終わるか、2位で終わるかを見極める必要がある。ただ、この試合は我々に多くのことを要求してきたので、今は仕事を続けながら休むことができる」

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