東京円上昇、146円台後半 2カ月半ぶり

千円札と20米ドル札(ロイター=共同)

 29日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで大きく上昇し、一時1ドル=146円台後半を付けた。147円を割り込むのは9月中旬以来、約2カ月半ぶり。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が強まり、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが広がった。

 午前10時現在は前日比1円72銭円高ドル安の1ドル=146円79~82銭。ユーロは89銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円53~62銭。

 28日にFRBのウォラー理事が利下げの可能性に言及したことで、早期の利下げ観測が強まった。

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