正月飾りの縁起物「センリョウ」の出荷が最盛期 “長寿”につながる真っ赤な実 愛知・岡崎市

正月飾りとして人気がある縁起物のセンリョウの出荷が、愛知県岡崎市で最盛期を迎えています。

センリョウは色鮮やかな赤い実をつけ、日持ちがすることから長寿につながる縁起物として古くから人気があります。

岡崎市の駒立地区では山間の地形を生かし、センリョウの栽培が盛んです。

岡田益夫さんが所有する山の斜面でも、家族やパート従業員らが真っ赤に色づいたセンリョウを、出来具合を見ながら切り取る作業に大忙しです。

ことしは夏の猛暑が長く続き生育が心配されましたが、10月以降は天候が安定し、出来は平年並みだということです。

収穫は12月中旬まで続き、実の数や見た目のバランスなどを基準に6つの等級に選別され、約4万本が愛知県豊明市にある花きの卸売市場に出荷されます。

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