栃木県足利市発・男女混合4ピースオルタナポップバンド、サバノオミソニーが新曲「gray town」をデジタルリリースした。 エモやシューゲイザーを巧みに自分たちのサウンドに落とし込んだギターアレンジと初期、羊文学にも例えられるひんやりと張り詰めた雰囲気がキッチュなバンド名とのギャップも相まって大きなフックとなっている。「gray town」を聴いて、リリースのたびにスケール感を増すサバノオミソニーの特有の世界観に足を踏み入れていただきたい。
12月17日（日）には宇都宮HELLO DOLLYで自主企画『サバノオミソニー Presents “味噌煮会”』を開催する。同郷のLucie,Too、また下北沢で話題のkurayamisakaが出演する。 和風のバンド名から受ける印象の遥か斜め上を行く、世界基準のオリジナリティと表現力が高い次元で確立された唯一無二の音楽性は多くのリスナーを獲得していきそうだ。
カトウレネ（サバノオミソニー Ba.）コメント
この度、新曲『gray town』がシングル配信されました！
全体的に素朴なサウンドとシンプルな構成ですが、イントロの幻想的なコード感が曲の拡がりを作り、疾走感のあるサビで真っ直ぐに駆け抜けていくような楽曲になっています。
飾らない、今の自分たちの感性をアレンジに活かせたような気がします。
この曲は、自分と異なる街で暮らす友人・仲間に思いを馳せている気持ちを歌っています。
辛く悲しみに暮れていないかなという心配と、どうか希望に溢れていますようにと願う気持ちがテーマとなっています。
葛藤や悲しみは自分を押し潰す存在ではなく、いつか自分のことを守り、背中を押してくれる存在であると信じています。
そんな思いを誰かに向けた曲であり、また過去の自分自身にも向けた曲にもなっています。
後ろ向きな気持ちを濁すような日々と、無機質なコンクリートの街がリンクするようなイメージで『gray town』というタイトルを付けました。
この曲聴いた人が、少しでも安心するような気持ちになってくれたら嬉しいです。
