きれいだね! 闘牛場を彩る手作りランタン 沖縄・うるま市

600本以上の手作りランタンが設置された安慶名グスクランタン祭り=19日、うるま市・安慶名闘牛場

 沖縄県うるま市の安慶名闘牛場で19日、第2回安慶名グスクランタン祭りがあり、多くの来場者で盛り上がった。闘牛場入り口から会場まで600本以上の手作りランタンが優しい光を放った。

 あげな中学校区内の子どもたちや近隣自治会長らがペットボトルで作って設置した。2023年度の「うるま市頑張ろう! 地域活動元気応援事業」の一環。

 新垣壮大実行委員長は、安慶名城跡近くの小中学校や、具志川商業高校の校歌に安慶名城の歌詞が入っていることが「安慶名グスクランタン祭りを立ち上げた一つの要因」と話した。

 ステージでは安慶名城ゆかりの校歌合唱やランボーバスケットクラブのパフォーマンス、市教育委員会学芸員の國吉康孝さんによる安慶名城跡の歴史解説があった。中村正人市長も駆け付けた。

 同市田場から家族で訪れ、祭りを楽しんだ上地寛さん(37)、芽生子さん(37)、昴さん(7)、翠ちゃん(3)、晃ちゃん(1)は「ランタンがきれい。このようなイベントは楽しいですね」と喜んでいた。(与古田徳造通信員)

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