『スポーツスタッキング』日本代表・森川葵 初出場のアジア大会で金・銀・銅メダル獲得の快挙

俳優でタレントの森川葵が28日放送の日本テレビ系『それって!?実際どうなの課』ゴールデン2時間SPに出演。“ワイルド・スピード森川”の異名を持つ森川が、『スポーツスタッキング』の日本代表としてアジア大会に挑む勇姿に、スタジオから歓喜の声が上がった。

数々の達人に弟子入りし、驚異的なスピードで技を習得してきた“ワイルド・スピード森川”。“世界進出”を狙う森川は今回、カップを積み上げて元に戻すまでの速さを1000分の1秒単位で競う『スポーツスタッキング』の公式記録会を経て、11月に韓国で開催されたアジア大会に日本代表として選出。メダル獲得を目指すことに。

アジア大会の会場を訪れた森川は「ちゃんと日の丸つけて背負ってきてるんで」と、日本代表のユニフォームを披露し、「本気で、できる限りのことを全力でやりきって頑張りたいと思います」と、気合い十分。そして戦いの舞台へ足を踏み入れ、各国の代表選手を目にすると、「世界来たなって感じ」と驚きの声を上げた森川は、「めっちゃ練習しました。毎日必ず、ちょっとでもいいから触るようにして。本当に必死に頑張って練習してきたんで、気持ちは負けてないです、誰にも」と胸の内を告白。

アジア大会でメダル獲得に挑む森川葵

今回の大会では、個人3種目、団体2種目の合計5種目に挑んだ森川。個人3種目を連続で計測するという予選を前に、「頑張る!いける!出来る!」と自身を鼓舞。すると3回までと限られた挑戦で、1種目目、2種目目ともに1回目から好タイムをたたき出し、予選4位で決勝進出。しかし、国際大会で“国の代表”として戦うという重圧の中、3種目目は自己最高記録を出したものの、予選敗退。

それでも、初のアジア大会で個人2種目の決勝進出を決めた森川は「厳しい戦いになりそうですけど、頑張ります」と気合いを入れ直し、決勝に挑んだが、世界の壁に悪戦苦闘し1種目目は4位に。しかし2種目目の1回目の挑戦ではプレッシャーを跳ね除け、世界の舞台で日本記録を更新し、銅メダルが確定。さらなる記録更新を目指したが、3回目でカップを倒してしまい“記録なし”の判定に、「倒れなければ…悔しい」と、悔し涙を見せるシーンも。

そして、続く団体種目ダブルスでは銀メダルを獲得。さらにタイムリレーでは、絶対王者のマレーシア代表を破り、金メダルを獲得。リレーで日本人チームが優勝するのは史上初の快挙だといい、金、銀、銅、全てのメダルを手にした森川は、「やっぱ世界は強い!たくさん頑張っている人がたくさんいて、みんなの気持ち、熱さが“世界ってスゴいところだな”って思わせるパワーがありました」と笑顔で大会を振り返り、スタジオからは歓喜の声が上がった。

写真提供:(C)中京テレビ

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