河井克行元法務大臣が仮釈放 2019年参院選の大規模買収事件で服役

2019年の参議院選挙をめぐる大規模買収事件で、実刑判決を受けた河井克行元法務大臣が、服役していた栃木県内の刑務所から仮釈放されたことがわかりました。

河井元法務大臣は、妻・案里元議員の参議院選挙をめぐり、広島県内の議員ら100人に現金を配った罪で起訴され、2021年に、懲役3年・追徴金130万円の実刑判決が確定しました。

その後の関係者への取材で、服役していた栃木県内の刑務所から、29日仮釈放されたことがわかりました。

服役の満期は2024年でしたが、刑務所内の生活態度などが考慮されたとみられます。

河井元法務大臣は実刑判決が確定した際「罪を償うとともに、今後の人生の中で、社会に再び何かしらの貢献をすることをお許し頂けるよう、己を日々厳しく練磨し、心を高めてまいる所存です。」とのコメントを 発表していました。

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