ガソリン174円、3週連続上昇 補助金で抑制効果

ガソリンスタンドでの給油作業

 経済産業省が29日発表した27日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べ30銭高い174円ちょうどだった。3週連続で値上がりした。国が石油元売り会社に支給した補助金により、24円30銭の抑制効果があったと説明している。30日からは21円90銭を支給する。

 前週調査から34道県で上昇し、7都府県は下がった。6県が横ばいだった。最も高かったのは長崎県の183円ちょうどで、最安値は岩手県の168円ちょうどだった。ガソリン価格を調査した石油情報センターは来週も値上がりを予想している。政府は175円を上回らないよう元売り会社に補助金を出している。

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