東証続落、終値は87円安 円高ドル安と米株高で交錯

東京証券取引所

 29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退した後、続落した。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売り注文と、前日の米国株高を好感した買い注文が交錯した。日本の長期金利の低下を受けて銀行株が値下がりし、平均株価の重しとなった。

 終値は前日比87円17銭安の3万3321円22銭。東証株価指数(TOPIX)は12.21ポイント安の2364.50。出来高は約13億6815万株だった。

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