「第48回東京都私立中学高等学校テニス選手権大会(団体の部)」は男子がかえつ有明中高、女子が東京高が優勝

男子のかえつ有明中高が3年ぶり、女子の東京高が2年ぶりに優勝

10月より開催されていた「第48回 東京都私立中学高等学校テニス選手権大会(団体の部)」の決勝が11月23日に行われ、男子はかえつ有明中高、女子は東京高が優勝を果たした。

1校から複数のチームを出場させることができる今大会は、男子が255チーム、女子は214チームが参加。23日には準々決勝以降がテニスの聖地灯される有明テニスの森公園テニスコートで行われた。

昨年とはレギュレーションが変わり、1チームダブルス3ペアによる対抗戦。シングルスで強い選手がいても勝ち上がれなかったり、マッチアップの妙があったりもしたが、男子は6校、女子は7校のシードチームが最終日にコマを進めた。

準々決勝では、男子の第3シードの日大三高Aが欠場し第6シードの大成高Aが勝ち上がり、女子の第5シードの成蹊高が第4シードの杉並学院高Aを下した以外は、上位シードが順当に勝利した。

しかし、準決勝では男女ともすべて2-1の接戦となり、男子では第1シードの日大鶴ケ丘高Aが第4シードの京華中高Aに敗戦。女子でも第2シードの日大鶴ケ丘高が第3シードの大成高Aに競り負け、日大鶴ケ丘高のアベック連覇とはならなかった。

そして決勝戦。男女とも3面展開でのスタート。先に始まった女子は、ダブルス3を東京高Aが、ダブルス1を大成高Aが取り、ダブルス2に勝敗がかかる。ここで大成高がリードしたものの、東京高Aが圧巻の追い上げを見せて5ゲームを連取し逆転勝利。2年ぶりの優勝を果たすとともに新レギュレーションでの最初のチャンピオンとなりました。

男子では、かえつ有明中高がダブルス3と1をともに6-1で圧倒し、3年ぶりの戴冠。京華中高Aはダブルス2で一矢報いたものの力尽きた。

<「第48回 東京都私立中学高等学校テニス選手権大会(団体の部)」11月23日の試合結果>

【男子】
決勝
○かえつ有明中高 2-1 ●京華中高A

準決勝
○かえつ有明中高 2-1 ●大成高A
○京華中高A 2-1 ●日大鶴ケ丘高A

準々決勝
○日大鶴ケ丘高A 2-0 ●早大学院高A
○かえつ有明中高 3-0 ●明中八王子高A
○大成高A W.O ●日大三高A
○京華中高A 2-0 ●学習院高A

【女子】
決勝
○東京高A 2-1 ●大成高A

準決勝
○東京高A 2-1 ●成蹊高
○大成高A 2-1 ●日大鶴ケ丘高

準々決勝
○東京高A 2-0 ●明星中高A
○日大鶴ケ丘高 3-0 ●明星中高B
○大成高A 2-0 ●東京女子学院中高A
○成蹊高 2-1 ●杉並学院高A

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