市に提言 出産・育児の支援金など求める【長野市】

女性が働きやすい社会を目指して、長野商工会議所「NAGANO働く女性会議」が、市に支援金の支給などを求めました。

荻原市長に手渡した提言書には、出産育児支援金として、出産した全ての育児家庭に3年間で合わせて300万円を支給することを盛り込みました。
また産休・育休の取得を進めるため、代替人員を採用する企業に「人材確保支援金」を支給することなども求めています。

◆長野商工会議所(NAGANO働く女性会議)塚田まゆり 副会頭
「スピーディーに危機感をもって(社会環境を)チェンジしなければならない」

働く女性会議は7月から3回にわたり意見交換会を開いてきました。参加したのは様々な業種の働く女性たちおよそ200人。その中で出た意見を提言書にまとめました。

■長野市・荻原健司市長
「男性・女性・障害の有無に関わらず、誰もが暮らしやすい参画しやすい地域社会をつくっていきたい」

また、3月8日の国際女性デーに合わせ、女性活躍を進めるための大規模な勉強会を開くことも求めました。

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