仙台市のインフルエンザ感染者数 5年ぶりに1医療機関当たり30人を超える

仙台市でインフルエンザの感染者が急増しています。1医療機関当たりの感染者は、前の週に比べて14人余り増えて38人となりました。仙台市で30人を超えるのは、約5年ぶりです。

仙台市によりますと、26日までの1週間に確認されたインフルエンザの1医療機関当たりの感染者は前の週に比べて14.27人多い38.00人でした。増加は2週連続です。

仙台市で警報開始基準の30人を上回るのは、2019年1月以来約5年ぶりです。地域別では泉区48.13人(前週比+21.13)、青葉区44.09人(+17.82)、太白区42.20人(+14.20)、宮城野区27.00人(+6.75)、若林区23.43人(+9.57)となっています。

14歳以下での感染の広がりが目立っていて、仙台市は体調不良時は外出を控えるなどの注意を呼び掛けています。

新型コロナの感染者数は、1医療機関当たり0.86人に減少しました。

インフルエンザの感染拡大を受け、仙台市で28日と29日に学年閉鎖や学級閉鎖を行った小中学校は、全182校の3分の1以上となる62校と、今シーズン最も多くなっています。

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