仙台・若林区でサルの目撃が相次ぐ 近隣の小中学校に一斉下校を呼び掛け

29日午前、仙台市若林区でサルの目撃が相次ぎました。体長は1メートルほどで、仙台市教育委員会は近隣の小中学校に一斉下校を求めました。

29日午前10時ごろ、若林区の地下鉄南北線河原町駅近くの路上で通行人が北側に走る体長1メートルほどのサル1匹を目撃し、警察に通報しました。

約2時間後の午前11時50分ごろには、最初に目撃された場所から約1キロ離れた若林区役所の西側の路上で、再びサルが目撃されました。いずれも人への被害は確認されていません。

市民「怖いですね。飛び掛かって来たりしたら、子どももいるので大変ですね」

警察は、目撃場所の周辺でパトロールを強化するとともに付近の住民に注意を呼び掛けています。

仙台市教育委員会は、目撃情報が寄せられた近隣の小中学校に学年ごとにまとまって帰る一斉下校を求めました。

聖ウルスラ学院英智小学校では、警察から近くでサルが出没したとの連絡を受け、 保護者に一斉メールで注意喚起したということです。

仙台市は、サルを目撃した場合は目を合わせたり騒いだりせず、ゆっくり後ずさりして刺激しないように立ち去ってほしいとしています。

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