宮城県の子ども 肥満傾向の割合が全国平均を上回る

幼稚園児から高校生までの宮城県の多くの年代で、肥満傾向にある子どもの割合が全国平均より高いことが分かりました。

2022年度の文部科学省の学校保健統計調査によりますと、標準体重を2割以上超える肥満傾向児の割合は、男子の高校1年と2年、女子の小学1年を除く全ての学年で全国平均を上回りました。

中でも女子は肥満傾向児の割合が小学3年で全国1位、小学5年と6年も全国2位などど特に高くなりました。

平均体重についても、男子の高校2年を除く全ての学年で全国平均を超えています。

県教育委員会によりますと、宮城件は成人のメタボリックシンドロームの割合が高く、子どもの食生活や運動習慣に影響しているとみられるということです。食べ過ぎの防止や適度な運動など、子どもたちの生活を見直すよう呼び掛けています。

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