新広島駅ビルにできるホテル名称は「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」 コンセプトは“瀬戸内の玄関口” JR西日本グループ 

新たな広島駅ビルにできるホテルの名称が、「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」に決まりました。

近藤志保 記者
「JR広島駅の新しいビルの建設が今日も進んでいます。奥に見える建物の7階から最上階の20階部分が新しいホテルになるということです」

「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」のコンセプトは、「瀬戸内の玄関口」です。7階のフロントロビーに設けるテラスは、光があふれるような瀬戸内の気候をイメージしています。

また、アートや使用する食材を通じて瀬戸内の魅力を発信するということです。

客室は380室で、すべての部屋に大きな窓が設置されます。当初は、宿泊主体型のグループブランド「ヴィスキオ」の予定でしたが、コロナ禍で出張需要の低下などホテルの利用方法が変わったため、上質なもてなしを重視する「グランヴィア」にブランドを変更したということです。

36年の歴史があり、宴会場も備える広島駅北口の「グランヴィア」とあわせて、2つの施設が連携して多様化するニーズにこたえたいとしています。

JR西日本ホテル開発 開発不動産流通部 淵田直子 部長
「広島駅が生まれ変わったこのときに、1番にお出迎えする施設としてふさわしいものをしっかりつくっていきたいと考えています」

新しいホテルは2025年春に開業します。

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