ホームセンター「カインズ」が岡山市初出店 開店と同時に約800人の客が 四国のファン獲得にも期待

ホームセンター大手の「カインズ」が岡山市に初めて出店し、オープン直後から多くの客でにぎわいました。

(店長)
「カインズ岡山南店、ただいまオープンいたします」

午前9時の開店と同時に、早くから並んでいた約800人の客が店に入っていきました。

「カインズ岡山南店」は、岡山市南区の岡南大橋のすぐそばにオープンしました。売り場面積は約9700平方メートルで、7万点以上のアイテムを揃えています。

29日は、寒い冬を乗り越える「あったかグッズ」のほか、その名の通り、立てて置くことができる「立つほうき」など、プライベートブランドの掃除グッズが人気を集めていました。

(買い物客は―)
「ここは激戦区なんです。(ホームセンターが)4軒くらいある。あちらにないものがここにあるかなと思って見て回っている。それでもう、1回買って車に積み込んで。もう2回目、2回戦(Q.まだ開店20分くらいしか経ってないですけど……)勝負は早いんです」

(記者リポート)
「ホームセンターですが、店に入ると甘い匂いが漂っています。入り口の横にはカフェも併設されているんです」

カフェでは、12月24日まで、人気のマフィン9個を詰め合わせた「お試しセット」(1000円)が販売されています。

岡山市では今回が初めての出店となるカインズ。県内では津山市に続き2店舗目です。

(買い物客は―)
「福岡に住んでいた時は、カインズに車で5分くらいだったので、しょっちゅう行っていて。岡山に引っ越してきてからは、2時間かけて津山に行っていて。待望です! すぐ家の近くにできたのでうれしかった」

中国地方では広島、鳥取にも店舗がありますが、四国にはまだ出店していません。カインズによりますと、今回の出店は岡山市だけでなく、四国からのファン獲得も狙いの一つです。

(カインズ 九州・中国・兵庫エリア/市川幸治 エリアマネジャー)
「四国から一番近くの店舗になるので、ここが起点となって、カインズってどんなお店かなとか、どんな商品が売っているんだろうとか、そういったことを広めていきたい」

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