来年1月のガス代、全社が上昇 電気は5社が値上がり

 大手都市ガス4社は29日、来年1月の家庭向けガス料金を発表し、今年12月に比べ全社が上昇となった。原料となる液化天然ガス(LNG)の輸入価格上昇を反映した。大手電力10社が発表した来年1月の電気料金は5社が値上がりする。

 標準的な家庭の来年1月のガス料金は、大阪ガスと東京ガスはともに35円値上がりし、それぞれ5922円と5372円になる。東邦ガスは33円、西部ガスは27円それぞれ上昇する。

 大手電力の標準家庭向け電気料金は、中部が24円値上がりし、7109円となる。北海道が23円、沖縄が10円、東京が5円、九州が2円それぞれ上昇する。

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