「本音を言えば優勝して帰ってきたかった」2場所連続優勝争いの熱海富士が故郷に “あたみんスマイル”に1000人メロメロ「愛してるよ~」の声援も

大相撲九州場所で千秋楽まで優勝争いを演じた静岡県熱海市出身の熱海富士関が11月29日、地元に凱旋しました。

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JR熱海駅前に急きょ設けられた特設会場には、熱海富士関を一目見ようと地元住民を中心に約1000人のファンが集まりました。

<集まったファン>
「地元の星ですね。頑張ってほしいですね」
「おかえりなさい!熱海富士、待ってましたよ」

熱海駅に降り立った熱海富士関は、“あたみんスマイル”と呼ばれるチャーミングな笑顔でファンの声援に応えました。

熱海富士関は秋場所に続き、九州場所で千秋楽まで優勝争いに絡み、2場所続けての敢闘賞を受賞。藤栄熱海市長などから花束を受け取った熱海富士関は、マイクを握りました。

<熱海富士関>
「本音を言えば、優勝して帰ってきたかったんですけど、こうやってみなさんが温かく迎え入れてくれてうれしいです」

<ファン>
「愛してるよ~」

<熱海富士関>
「熱海市民のみなさま、静岡県の方々、そうでない人も自分のことを応援していただいて、本当に自分も頑張れているので、みなさんもこれからもっと応援していただけたらうれしいです」

「すごいかっこよかった。すごい大きかった」

「どんどん強くなってすごい立派だなと思います。すぐ三役に上がると思うので、横綱を目指して頑張ってほしいです」

<熱海富士後援会 渡辺修一副会長>
「みんな、君(熱海富士関)のことが大好きです。そして君の笑顔が大好きです。あなたの相撲が素晴らしいので、みんなが応援しております」

地元に帰った熱海富士関は「まずは温泉に入って、大好きな魚を食べたい」と話しました。

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