板垣李光人が「マルス-ゼロの革命-」に出演!“ゼロ”道枝駿佑の右腕的存在に

板垣李光人が、2024年1月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「マルス-ゼロの革命-」(火曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

なにわ男子道枝駿佑が主人公・美島零(みしまぜろ)を演じる「マルス-ゼロの革命-」は、落ちこぼれ高校生たちを「俺と一緒にこの世界をぶっ壊そう」と扇動。零=“ゼロ”に扇動され、導かれた高校生たちは、やがてマルスという動画集団を結成し、大人が作った社会を壊し、再構築。スクラップ&ビルドしていこうとする青春“クーデター”サスペンスだ。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)などを手掛けた人気脚本家・武藤将吾氏が3年ぶりに完全オリジナルで描く本作で、物語の重要なパーツを担うマルスのメンバーが、本日から6日間連続で発表される。

昨日11月28日より公開されたティザー映像でナレーションも務めていた“僕”。「死を覚悟した僕の前に彼(=ゼロ)は現れた」――そんなセンセーショナルなワードで衝撃を与えたのが、板垣だったことが判明。大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)で徳川四天王の1人・井伊直政を熱演し、その唯一無二の存在感を大いに発揮した板垣は、現在放送中の「フェルマーの料理」(TBS系)でのシェフ役の好演も話題を呼んでいる。

そんな板垣が扮(ふん)するのは、いじめに遭っている高校生・逢沢渾一(あいざわこんいち)、通称“アイコン”。学校ではいじめられ、唯一のよりどころだったSNSでも居場所を失い、死のうとしていたところで、ゼロと出会ったアイコン。ゼロの不思議な魅力に動かされ、彼に身をゆだねることを決意したアイコンは、やがて動画集団・マルスで、ゼロの右腕的な存在になっていく。

「マルス-ゼロの革命-」への出演するにあたり、板垣は「一般的な青春、学園ものとはまた一味違った面白い作品だなと思いました。それと同時に自分がこの作品に携わることができるということに、とても高揚感を感じたのを覚えています。個人的には平川雄一朗監督とまた作品を作ることができる、というのも胸が熱くなるポイントでした」とオファーを受けた時を振り返り、「現代の高校生はネットもスタンダードになる中で、なかなか他人に関心がなかったり、いかに平穏に世の中を漂うかというところに重点を置いている方も多いと思いますが、そんな皆さまにも刺さるようなアツい作品になっているのではと思います」と、作品の印象を語った。

そして、演じる渾一=アイコンに関して、「渾一は視聴者の共感を呼ぶことができるポジションだと思っています。心の幅を大きく、皆さんをひきつけていきたいです。キャラクターとしては自分の世界にこもるようなところは自分と近しいなと感じており、演じる上での共鳴はとても楽しみにしています」と意気込む。また、武藤氏の脚本で楽しみにしていることは「若さを通して、社会へメッセージを投げかけるアツさが魅力的だなと思っています。今回、マルスという、ネットを通してどう物語を紡いでくださるのかはとても楽しみです」と期待を寄せた。

続けて、主演の道枝の印象は「プライベートでも仲良くさせてもらっていますが、今回の零という役を彼がどのように魅せてくれるか、とても楽しみにしています。普段の関係値も生かしつつ、零と渾一の不思議な関係をディスカッションしながら作っていけたらと思っています」と話し、意欲をにじませた。

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