不倫をする『5つのリスク』 今一度、自分の行動を冷静に見直してみて

意外と多い!?不倫経験者は男性7割、女性が4割

テレビやネットニュースなどで芸能人や有名人の不倫ニュースを見ていると、どうしても人ごとに感じてしまう人が多いでしょう。しかし、ある調査によると、日本人男性の約7割、日本人女性の約4割が不倫経験を持つという結果が出ています。

この調査結果は決して低い数字ではないため、意外と周りにも不倫をした経験のある人や不倫された経験のある人が想像以上に多くいることがわかります。

不倫経験者に多い理由は?

では、不倫経験者に多い言い訳として、どのような理由が考えられるのでしょうか。まずは既婚者側の意見を見ていきましょう。

  • 家庭に居場所がなく心の拠り所を探した結果
  • 夫婦生活のマンネリから刺激を求めた結果
  • 自己承認欲求から異性から求められたい心理
  • 性的欲求を解消したい

多くの場合、家庭内での夫婦関係に何らかの不満や寂しさなどを感じた結果、不倫に走る人が多いようです。寂しさを埋めたい、何となく刺激が足りずに満足できていないなどの自己承認欲求が原因として挙げられます。

しかし、夫婦仲に不満がるからといって、他の人と不貞行為に及んでいい理由にはなりません。

では、既婚者と不倫する側はどのような心理で不倫に及んでいるのでしょうか。

  • 配偶者ではなく自分を頼ってくれるという優越感
  • 他人のもの(既婚者)がよく見えるという心理
  • そもそも既婚者だと知らなかった

既婚者を好きになる人は、他人のものが良く見える、欲しくなるという欲求が強く、それを奪うことにより自分の方が優っているという優越感に浸っているケースが多いようです。

実際は、その相手を好きというよりも既婚者を愛して頼られている自分が好き、という心理を根底に持っている人が多い傾向にあります。

しかし、中には既婚者側が結婚していることをひた隠しにしており、そもそも既婚者であることを知らなかったというケースもあります。

今一度、思い直して!不倫をする『5つのリスク』

もしも現在不倫していたり、あるいは不倫関係になりそうな相手がいるという方は、不倫をするリスクについて改めて考えてみましょう。「バレないだろう」という根拠のない自信を持つ人もいますが、意外とバレていて証拠固めされている可能性もありますよ。

1.配偶者との離婚

まずは配偶者との離婚です。不倫相手に夢中になっているときは「配偶者と離婚したい」「離婚しても大丈夫」と安易に考えている人も多くいますが、実際に離婚話が進むにつれて、事の大きさに気付かされて後悔するという話は非常に多いです。

一時の刺激を求めた身勝手な行動によって、今まで側に寄り添い続けてくれた居心地の良い貴重な存在を手放すことは、人生の中でも特に大きな傷となって残り続けるでしょう。

また、離婚してしまえば配偶者との関係は赤の他人となります。自分以外のお相手と再び恋愛関係に陥り、再婚する可能性もあるのです。今自分がいるポジションが赤の他人に奪われるということを、今一度現実的に想像してみてください。

2.配偶者から不倫相手と共に慰謝料請求される

不倫関係は法律上でも不貞行為にあたるため、精神的苦痛を与えたとして慰謝料が発生します。配偶者から自分と不倫相手に対して慰謝料請求されるケースが多く、このタイミングで事の重大さに気付く人は多いでしょう。

また、慰謝料請求という法的手続きがとられることによって、今まで愛を育んできたはずの不倫相手の態度が一変するというケースも非常に多いです。

突然「私は早く別れたかったのに」「しつこく言い寄ってきたんだ!」など、開いた口が塞がらなくなるような言い訳をし始める人は意外と多くいます。慰謝料請求に裏切りといったWパンチを食らう状況に陥るかもしれません。

3.離婚後に子どもと会えなくなる恐れ

子どもがいる場合は、基本的に不倫した側に親権が渡ることは少ないため、離婚後、子どもと会えなくなる可能性があることを自覚しましょう。

離婚する際に養育費の支払いや子どもとの面会頻度などを決めるケースが多いですが、実際はさまざまな理由をつけてなかなか会わせてもらえない…といった状況に発展することが多いようです。

また、養育費は公的な誓約書に記載されている内容によっては、自分で払わなければ会社に情報がいくなど、事が大きくなってしまうような手続きがとられる可能性もあります。

可愛い我が子に会えなくなるだけでなく、我が子から憎まれ恨まれる可能性もある上で、養育費は払い続けなければいけない…。想像以上に辛く、強い後悔の念が押し寄せる未来が見えます。

4.不倫相手との間に子どもができてしまうリスク

非常に恐ろしい事態が不倫相手との間に子どもができてしまうリスクです。避妊しているから大丈夫だろうと高を括っている人もいますが、避妊具は100%避妊できるという保障はありません。

実際、不倫相手と事に及んでしまい、その行為によって不倫相手が妊娠してしまったというケースは意外とあります。また、不倫相手が他の人とも関係を持っていて、その相手とできた子どもの責任をあなたに押し付けてくる恐れもあるのです。

不倫相手との間に子どもができてしまえば、この関係は隠し通せなくなりますし、何より金銭的な問題やこれから生まれてくる子どもに苦しい思いを抱かせる事になります。

あまりにリスクが大きすぎる事態に発展する危険性もあるので、このような事態に陥る前に不倫関係を清算するべきでしょう。

5.社会的な信用を失い職場での立場が危ぶまれる

不倫はプライベートな問題だから、会社にバレないだろうと考えている方も多いです。しかし、意外と世間は狭く、どこから情報が漏れるかわかりません。

離婚に至った場合、離婚理由として「不倫なのでは」と社内で噂される可能性は非常に高いですし、それにより社会的な信用を失い、職場に居づらくなったり、会社の規模によっては職場での立場が危ぶまれる可能性も十分あります。

また、社内不倫をしている場合は、奥さん側から不倫相手に対して部署や支店を別々にしてほしいという要請が、弁護士を通じて会社側へ通達されることもあります。

このような事態に発展すれば、会社側が不倫の事実を知ることとなり、人事異動などの相談や会議によって知れ渡ってしまう可能性もあるでしょう。

リスクが大きすぎる不倫は関係を見直すべき

いかがでしたか。今回紹介した不倫によるリスクは、よくある代表的な事例を述べたものだけを集めています。紹介した他にも家庭の事情や不倫事情によって、さまざまなリスクが考えられます。

不倫は一時的な楽しさや自己承認欲求を満たしてくれるかもしれません。しかし、その代償はあまりにも大きく、自分の人生を大きく変えてしまう危険性があることを再認識しましょう。

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