地上業務の受託拡大に期待 スカイマーク出資の鈴与

 物流事業を手がける鈴与(静岡市)の浅井伸祐副社長は29日、同市で開いた決算会見でスカイマークへの出資について「(空港地上業務の)グランドハンドリングでは連携の可能性がある」などと説明し、受託の拡大に期待感を示した。

 鈴与は今月、グループとして約13%のスカイマーク株を投資ファンドから取得し筆頭株主となった。浅井氏は、鈴与傘下の地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)との連携では「これから勉強していく。(現時点で)具体的な内容は想定していない」と述べるにとどめた。

 浅井氏は「当面は安定株主として企業価値向上の支援をしたい」と、中長期で株式を保有する方針を示した。

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