この冬にジュビロ磐田からアンデルレヒトに移籍することになった後藤啓介。18歳でベルギー1部の名門クラブで世界への挑戦に向かう。
今回はそのアンデルレヒトでプレーしたことがある「現役スーパースター」をピックアップしてみた。
レアンデル・デンドンケル
年齢:28歳
現所属クラブ:アストン・ヴィラ
国籍:ベルギー
2009年からアンデルレヒトの下部組織で育ったデンドンケル。2013-14シーズンにトップチームへと昇格し、若くしてレギュラーの座を獲得。4シーズンに渡って目覚ましい活躍を見せ、2018年にウォルヴァーハンプトンへと移籍した。
イングランド・プレミアリーグでもその能力を見せつけて評価を高め、昨年夏にはアストン・ヴィラへと移籍。ベルギー代表でもこれまで32試合に出場している。
ルーカス・ビグリア
年齢:37歳
現所属クラブ:フリー
国籍:アルゼンチン
アルゼンチン出身であるが、アンデルレヒトでなんと7シーズンに渡って活躍したという経験を持っているレジェンド。1年目からレギュラーとして活躍し、総計302試合に出場した。
その後はラツィオ、ミランとイタリア・セリエAの名門でプレーし、2020年からはトルコに渡ってイスタンブールBBでプレー。今夏契約が満了したためフリーになっている。
ユーリ・ティーレマンス
年齢:26歳
現所属クラブ:アストン・ヴィラ
国籍:ベルギー
アンデルレヒトが産んだ天才ミッドフィルダー。下部組織に所属していた16歳の頃にプロ契約を結び、2013年にトップチームへと昇格。16歳と148日でチャンピオンズリーグに先発出場し、ベルギーの最年少記録を更新した。
2017年夏に移籍したモナコでは決して成功を収められなかったが、その後移籍したレスター・シティでは高い評価を受け、今季アストン・ヴィラへ加入している。
アレクサンダル・ミトロヴィッチ
年齢:29歳
現所属クラブ:アル・ヒラル
国籍:セルビア
フラムで大ブレイクを果たしたセルビア出身のリアルストライカー。パルチザンから2013年にアンデルレヒトへ加入したとき、その移籍金500万ユーロという数字はクラブの歴史上最高額であった。
2シーズンで90試合44ゴールという記録を残してニューカッスル・ユナイテッドへ引き抜かれ、その後フラムで活躍。今季は巨額の移籍金でサウジアラビアのアル・ヒラルへと加入しビッグマネーを手にした。
ロメル・ルカク
年齢:30歳
現所属クラブ:ローマ
国籍:ベルギー
もちろんティーレマンスと並んでアンデルレヒトの至宝と言えばロメル・ルカク。2006年に13歳で加入し、16歳でプロ契約。すぐにリーグでデビューを果たし、2009-10シーズンには33試合で15ゴール、次年度は37試合で16ゴールと目覚ましい結果を残した。
そして2011年夏にはチェルシーへと引き抜かれてプレミアリーグに進出。それからエヴァートンへのローン移籍で再ブレイクし、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、ローマとビッグクラブでプレーし続けている。批判されることも多いが、成績としては決して寂しいものではない。
ジェレミ・ドク
年齢:21歳
現所属クラブ:マンチェスター・シティ
国籍:ベルギー
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今季のマンチェスター・シティでめきめき頭角を現しているジェレミ・ドク。9歳でアンデルレヒトの下部組織に加入し、16歳と5ヶ月でプロデビュー。若くしてチームの中心的なウインガーとなった。
2020年夏に移籍したレンヌでは一時怪我にも苦しめられたものの、激しいコンタクトが行われるリーグアンで一対一の能力を更に伸ばし、今季マンチェスター・シティへとステップアップ。ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を勝ち取り、アタッカーとして欠かせない存在となっている。