久保建英の所属するレアル・ソシエダは29日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第5節でレッドブル・ザルツブルクとホームで対戦し0-0の引き分けに終わった。久保は74分からプレーしている。
前節終了時点でグループステージ突破を決めた首位のソシエダは、直近のセビージャ戦からスタメンを6人変更。久保やバレネチェア、メリーノ、アマリ・トラオレらに代えてオヤルサバルやチョ、ザハリャン、オドリオソラらをスタメンで起用した。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝プレーオフ進出の3位を死守したいザルツブルクに対し、ターンオーバーしたメンバーで臨んだソシエダは15分にピンチ。敵陣でボールを奪われロングカウンターを浴びると、最前線のラトコフが供給したラストパスから駆け上がったネネに決定機を許したが、このシュートはゴール左に逸れて難を逃れた。
一進一退の攻防が続く中、ソシエダは34分にボックス右深くまで切り込んだチョの折り返しからトゥリエンテスにチャンスが訪れたが、シュートは相手DFに当たり枠を外れた。
ソシエダは前半終了間際の44分にも、トゥリエンテスがボックス外からゴールを狙ったが、シュートはゴール左に外れ、前半はゴールレスで終了した。
互いに選手を入れ替えて迎えた後半も膠着状態が続いたが、ソシエダは61分にペナルティアーク手前でパスを受けたブライス・メンデスがコントロールショットでゴールに迫ったが、これはGKシュラガーの横っ飛びセーブに阻まれた。
1点が遠いソシエダは、74分にチョとオドリオソラを下げて久保とアマリ・トラオレを、80分にオヤルサバルを下げてサディクを投入。すると85分、右サイドから仕掛けた久保のパスからボックス右深くまで侵入したバレネチェアの折り返しをスビメンディが右足で合わせたが、これは枠の上に外れた。
さらに後半追加タイムには、バイタルエリア中央で獲得したFKから久保が直接ゴールを脅かしたが、枠を捉えたシュートはGKシュラガーの好セーブに防がれた。
結局、試合はそのままゴールレスドローで勝ち点1を分け合う結果となった。